
貞治*准胝観音菩薩
丸彫・53・文化年間
駒ケ根市東伊那善福寺裏山
名工伝 守屋貞治 守屋家石工三代百年の足跡*田中清文より
79
(7)伊南の貞治仏三つの疑問 ②地蔵尊像の尼僧面立ち表現について
以上、三つの地蔵の面立ち表現は、貞治の地蔵尊の作風の一形態として把握する。そしてこの地蔵の作者は、私が言うまでもなく貞治仏であることを「石仏菩薩細工」の中で明記しているのである。一葉地蔵も日限り地蔵にしても、貞治自らが記録しているのである。であるから、渋谷藤兵衛であるはずはないのであって、他者作者を当てる石仏研究者は、石仏菩薩細工に貞治が記述した事実の誤りについて、その理由を示さなければならない。『伊那路』の特集号のテーマは、当会で特に重要と考える後世に伝えたい「上伊那の自然・歴史・考古・民俗・地理・芸術・芸能・人物・古文書」です。

![]()

![]()
![]()