
貞治*三陀羅尼塔並四天王 願主御院主
三重塔・580 ・文化8 年
駒ケ根市赤穂光前寺
名工伝 守屋貞治 守屋家石工三代百年の足跡*田中清文より
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(7)伊南の貞治仏三つの疑問 ③貞治仏が飯島町にない理由について
貞治仏が宮田村に7体、中川村に4体と彫造している のに、なぜか貞治は飯島町にて仕事をしていないのだ。 これには特別な訳があるのではないかと考え、調査をし た結果、貞七が助手としていた「飯島石工A」( 仮称)の存在が浮上してきたのであった。彼の石仏作品は、貞 七作品の特徴が一部に残るもので、なかなかの彫技のも のである。代表作として光前寺の笠塔婆四面仏を挙げる ことができる。これと同時期に彫造した飯島町南蓮台場 の六地蔵も文化初年の作で、丸顔の地蔵の全体をしっか りと彫っている。文化3年作の駒ケ根市南割円通庵の舟 形光背の地蔵も共通の作風を示すもので、文化元〜3年 の間、光前寺とその周辺、飯島町にて仕事をしているの である。『伊那路』の特集号のテーマは、当会で特に重要と考える後世に伝えたい「上伊那の自然・歴史・考古・民俗・地理・芸術・芸能・人物・古文書」です。

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