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貞治の石仏*地蔵菩薩 伊那市高遠町建福寺

貞治*地蔵菩薩
丸彫・50
伊那市高遠町建福寺

名工伝 守屋貞治 守屋家石工三代百年の足跡*田中清文より
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(6)祖父「貞七」との関係を示す貞治の石仏 ②貞七の六斗名号塔から貞治の名号塔へ

あるテレビ番組に聖徳寺の「六斗名号塔」のことが放映された。飯島町郷土研究会副会長の川村正彦氏の長年の研究成果をもとに番組構成されたその映像は、筆者の興味を引き付けた。
 まず高さの問題で一級品であること。六斗名号塔は正確には4・73メートル当地方の名号塔の中でも随一である。
 2番目に書が誰が書いたかはっきりしていること。その書が京都の高僧のものであることなどである。
 3番目に重要なのは造立年が古いこと。名号塔の右側面に「明和八年」の造立年が刻まれていて古いものである。
 後日川村氏宅を訪問して詳細をお聞きしたところ、駒ケ根市羽場の小町谷武兵衛(吉永)が造立に関与していることが判明し、小町谷氏と貞七との関係などからして、聖徳寺の名号塔(六斗名号塔)の彫造者は、守屋貞七と推察されるのである。

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