
貞治*佉羅陀山地蔵
丸彫・110 ・文化文政年代
伊那市高遠町建福寺
名工伝 守屋貞治 守屋家石工三代百年の足跡*田中清文より
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(6)祖父「貞七」との関係を示す貞治の石仏 ②貞七の六斗名号塔から貞治の名号塔へ
その後の調査によって六斗名号塔は、祖父貞七と貞治との関係に大きく関わっていることが次第に分かってきたのである。聖徳寺名号塔の裏面は、京都三条橋近くの壇王法林寺を興した「良妙」の書で、駒ケ根市安楽寺参道入口の名号塔も同じ書体であり、寛延4(1751)年の造立から、守屋貞七が20年後の明和8(1771)年に彫造したものであった。表面の名号は京都西光院浄土津の名僧「可円」の書で、表の刻字1字に米が1斗入ることから地域の人々に「六斗ろくと名みょう号ごう塔とう」と呼び親しまれた。『伊那路』の特集号のテーマは、当会で特に重要と考える後世に伝えたい「上伊那の自然・歴史・考古・民俗・地理・芸術・芸能・人物・古文書」です。

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