
貞七*六地蔵
舟形光背半肉彫
宮田村中越
名工伝 守屋貞治 守屋家石工三代百年の足跡*田中清文より
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(1)貞治以後に活躍した渋谷藤兵衛
私は小学6年生の幼少期に、駒ケ根郷土研究会の会員であった。会員のほとんどが70歳以上の年輩の方々であり、中には第2代駒ケ根市長であられた北原名田造氏もおられ、市長退任後は会長として会員をまとめておられた。部長には日本画家の佐藤雪洞先生、植物学の木下義男先生、郷土史家の宮下一郎先生など、郷土学の大家の先生が大勢おられ、10歳の年端も行かない自分にとって場違いの会に入会したと後悔した。しかし思い直して、入会を勧めてくださった下村忠比古先生の後をついて勉強させていただいた。この会も現在はほとんどの方々が亡くなられ、新たなメンバーにて郷土研究「友の会」と して再スタートしている。少年時代に面白半分で入会した研究会ではあったが、大変貴重な体験をし、郷土を知り、郷土愛を育む大事な時期であったと、今にして思う。そしてこの時期に「守屋貞治」という石工のことを知るきっかけを持ったのであった。昭和37年のことである。『伊那路』の特集号のテーマは、当会で特に重要と考える後世に伝えたい「上伊那の自然・歴史・考古・民俗・地理・芸術・芸能・人物・古文書」です。

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