
貞七*地蔵菩薩
舟形光背半肉彫・寛保元年
駒ケ根市
名工伝 守屋貞治 守屋家石工三代百年の足跡*田中清文より
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(2)細工帳と現地貞治仏の照合
貞治の石仏菩薩細工を見て気づくのは、温泉寺願王和尚との巡歴の旅の中で彫造した地蔵尊の多さであろう。主に、臨済宗妙心寺派の寺院に造立されている石仏群であり、比較的大型の石仏彫造となっている。まずは遠方への苦労であろう。細工帳の記述から検証すると、願王和尚と共に旅に同行し、現地寺院にて石仏造立を果たしたのは50〜60カ所は下らぬであろう。また、願王の要望で単身で現地に出向いたこともあったであろうから、総数100体ぐらいは願王との関連の上に彫造・造立したことが推察される。ところで願王との縁ができたのはい つのことかと興味が湧く。推理を働かせると次の事象が気に掛かる。『伊那路』の特集号のテーマは、当会で特に重要と考える後世に伝えたい「上伊那の自然・歴史・考古・民俗・地理・芸術・芸能・人物・古文書」です。

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