
貞七*地蔵菩薩
舟形光背半肉彫・72
駒ケ根市中割
名工伝 守屋貞治 守屋家石工三代百年の足跡*田中清文より
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(3)伊南の貞治仏50体
平成7年の守屋貞治石仏探訪の旅で、最終目的地に選んだのは伊勢河崎であった。長野県内で貞治仏の現地見学を重ねるうちに、貞治石工修業の問題に関心を寄せるようになり、修業地、師匠は誰かと興味が湧いてきた。 伊勢路の旅での成果は、何も得るものがなかったが、代わりに、200年以上も経過した現在に至ってもなお続く「羅陀山地蔵大菩薩」の前で合掌する、祈りの姿の伊勢志摩の村人に感動を覚えた。そして、地蔵様は私にそっと語りかけるのであった。「足元を見なさい。きっと答えが見つかるでしょう。」地蔵尊を代弁者として貞治が教えているように感じられた。信州に帰り、翌月から伊南の貞治仏の再調査を開始したのである。この伊勢路紀行が契機となって、貞治の師匠の謎が明確になったのである。『伊那路』の特集号のテーマは、当会で特に重要と考える後世に伝えたい「上伊那の自然・歴史・考古・民俗・地理・芸術・芸能・人物・古文書」です。

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