
貞七*延命地蔵大菩薩
丸彫・天明3 年
中川村葛北 淨蓮寺
天明3年6月の造立年が 刻まれた貞七の絶作。等身大に彫造されている。
◆
名工伝 守屋貞治 守屋家石工三代百年の足跡*田中清文より
38
(6)祖父「貞七」との関係を示す貞治の石仏 貞七彫造石仏の所在範囲
中川村教育委員会は『中川村の石造文化財』を平成12年3月27日に発行した。この掲載写真図版の中に守屋貞七彫造らしき数点が注目された。中でも、中川村竹ノ上(供養場)の十王像は、守屋貞七の特徴を示すもので、早速現地に出向いたところ、十王像と石造物群のうち、左隣の如意輪観音像の2体が貞七作であることが確認されたのである。他には、三共地区(仲林行者様)の馬頭観音像(元文3年記銘)が貞七彫造の特徴を示している。下平地区からは、ラン塔場の石仏群の中より宝暦2年銘の延命地蔵尊(十二人為菩薩建之者也)と、寺澤家墓地内より舟形光背に彫った小形の地蔵尊を見出している。『伊那路』の特集号のテーマは、当会で特に重要と考える後世に伝えたい「上伊那の自然・歴史・考古・民俗・地理・芸術・芸能・人物・古文書」です。

![]()

![]()
![]()